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2011年08月12日

安愚楽牧場破たんで県内に影響広がる

UMKニュース

和牛オーナー制度で黒毛和牛の生産を全国展開している安愚楽牧場の経営破たん問題。

牛を預かっている農家の中では、「預託料」の支払いを受けることできるのか、不安が広がっています。
県内で預託農家が最も多い小林市は、近く対策本部を設置することにしました。

安愚楽牧場は、繁殖牛への投資を募り、子牛を買い取って配当する「和牛オーナー制度」を展開し、県内にも、オーナーから牛を預かり飼育する預託農家があります。

100頭以上を飼育している預託農家の男性は、「預託料の7月分が入っていない。給料と同じようなものだから、きちんと対応してもらわないと困る」と語気を強めていました。

一方、県内で預託農家と直営牧場が最も多い小林市では、預託農家から市に、「安愚楽牧場からのエサがストップして、エサ代が支払えない」などの相談が寄せられ、小林市では、近く、対策本部を設置することを決めました。

◆小林市・宇都文昭経済部長「(小林市には)13の預託農家・直営牧場があり、その影響は、大きい。

その影響を最小限にしたいということで、いろいろ対策本部を設置して対応したい」

また、小林市にあるコスモス牧場は、市や安愚楽牧場などが出資する第3セクター・「北きりしまリゾート牧場」が運営しています。

市では、今後、安愚楽牧場が撤退するケースも考えられることから、対応を協議することにしています。



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Posted by コスモス365 at 22:08│Comments(0)口蹄疫
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