2011年01月14日
宮崎口蹄疫「風で拡散」と報告
口蹄疫が風に乗って広がったという結論だそうです。
また発生しないように、いろいろと対策しておきたいものですね。
また発生しないように、いろいろと対策しておきたいものですね。
宮崎口蹄疫「風で拡散」県検証委が最終報告
宮崎県で昨年発生した口蹄疫(こうていえき)を巡り、同県の対策検証委員会は14日、最終報告書をまとめた。
感染拡大のルートについては「風によって大量のウイルスが運ばれたと推測される」と指摘。ワクチン接種の判断が遅れるなど県と国の漫然とした初動対応が「大きな反省点だ」と結論付けた。
検証委は宮崎大などの有識者を委員にして、県が8月に設置。畜産農家や東国原知事から聞き取りなどを行った。
国の検証でウイルスが人や車に付着して感染が広がったとされたのに対し、県の検証委は、感染の規模からみて、家畜のよだれやふんに含まれたウイルスが、風に飛ばされて広がったケースが多いと考えるのが妥当だとした。
さらに、感染を食い止めるため、5月下旬に始まった殺処分を前提としたワクチン接種について、「爆発的な被害が出始めた5月初旬には実施を判断すべきだった」と指摘。初期段階で、大規模な交通封鎖を行うことの必要性についても言及した。
感染発生地域周辺の健康な家畜を食肉処理して家畜空白地帯をつくるための早期出荷対策についても言及した。
対策に従った農場で感染が発生したことや、ほとんど効果がなかったことに触れ、「農家の不安、疑念を大きくした。机上の対策は無力で現場の混乱を招くだけ」とする見解を示した。
(2011年1月14日 読売新聞)
Posted by コスモス365 at 19:00│Comments(0)
│口蹄疫
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。