
2012年09月13日
霊言への疑問に答える1
「霊言」への疑問に答える part12011.10.27
2011年12月号記事 ザ・リバティより
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3157
「霊言」への疑問に答える part1
松下幸之助、坂本龍馬、オバマ大統領の守護霊から悪霊、悪魔まで──。幸福の科学・大川隆法総裁の「霊言シリーズ」が毎週のように発刊され、「霊言ブーム」が起きている。だが、いったい「霊言」とは、どのようなものなのか。どのように収録され、その送られてくる“源”は何なのか。その答えに肉薄する。いざ、「霊言」の秘密の扉へ──。
本項は、その3 「霊言」への疑問に答える part1 (本誌P30~)
(編集部 小林仁先、赤井宏二、只木友祐)
「霊言」への疑問に答える part1Q.「霊言」なんて、信じられない
A.世界宗教は、すべて「霊言」から始まった
宗教学者の島田氏も、「霊言」については“判定不能"だった。ただ、「霊言」が歴史上存在し続けたことについては否定はできなかった。
Q.「霊言」なんて、信じられない
A.世界宗教は、すべて「霊言」から始まった
宗教学者の島田氏も、「霊言」については“判定不能"だった。ただ、「霊言」が歴史上存在し続けたことについては否定はできなかった。
「霊言」と聞くと、現代日本ではなじみが薄いが、歴史をひもとくと、実はずっと昔から連綿と宗教家や霊能者によって、行われてきたことが分かる。
世界宗教と言われる仏教、キリスト教、イスラム教も、実は「霊言」から始まっているのだ。
イエスが群衆に説法したときも、「天の父」の言葉を語る「霊言」と言える。
「天の父」の言葉を伝えたイエス
キリスト教の開祖イエスは、『聖書』の記述でこのように語っている。「あなたがたが聞いている言葉は、私のものではなく、私を遣わした父の言葉である」(ヨハネの福音書14・24)。このように、イエスは「天の父」からの言葉を話していたのだ。
「アッラー」のことばを霊言し『コーラン』を著したムハンマド
イスラム教の開祖ムハンマドはどうか。40歳の時、ヒーラ山の洞窟の中で修行していると、天使ガブリエルが現れ、読み書きを知らないムハンマドに「読め」と命じ、アッラー(神)の言葉を伝えた。その啓示はムハンマドが地上を去るまで25年にも渡り、それらの言葉が『コーラン』となったのだ。
梵天勧請をあらわすレリーフ。向って左が梵天。右が帝釈天。神々が教えを乞いに来た仏陀・釈尊の場合
では仏教はどうか。日本ではさまざまな宗派がある。しかしこれらは、その宗祖たちが釈尊の言葉を伝えた経典をもとに、「この教えこそが釈尊の真意である」として立宗したもので、これを「経典宗教」と言う。
しかし、それらの経典宗教の根源をたどれば、すべて仏陀・釈尊に始まる。その釈尊が30歳で悟りを開いた時、「梵天勧請」という霊現象があったと仏典は伝えている。これは、「梵天」というインドの神が、悟りを開いた釈尊に、「どうか衆生を救うために、その悟り高き教えを説いて下さい」と頼みに来たという話だ。さらに、「神々との対話」「悪霊との対話」も仏典に遺っている。
神ヤハウェより「十戒」を授けられたモーセ。キリスト教に霊界思想を入れた霊能者たち
キリスト教の前身でもあるユダヤ教の開祖モーセは、有名な「十戒」を神ヤハウェより授けられ、それを人々への指針とした。その後も旧約の預言者と呼ばれるエリヤ、アモス、エレミヤ、イザヤ、第二イザヤなど、神の言葉を伝える霊能者たちが次々と現れた。
時代が下っても、霊能者は連綿と出現している。キリスト教においては、グノーシス派と呼ばれる神秘主義の一派が現れ、神の言葉を伝えたが、異端審問の迫害に遭い全滅した。
だが、その後もキリスト教に欠けている転生輪廻や霊界思想を補うために、多くの霊能者が現れた。霊界の様子を伝えたスウェーデンボルグ、「眠れる予言者」エドガー・ケイシー、神智学協会を創ったブラヴァツキー夫人など。さらに1857年以降、アメリカやイギリスを中心として興ったスピリチュアリズムの流れがある。
大本教の2 代目で大霊能者と呼ばれた出口王仁三郎。日本神道も霊言の宝庫
日本神道もまた「霊言」が中心だった。日本の中心神である天御中主神、天照大神は、常に神と交霊し、神の御心を政治に反映しようとする「祭政一致」を実践した。神々の姿を著した『古事記』も、稗田阿礼が“誦習"(声に出して読む)したものを太安万侶が筆記したと言われている。つまり稗田阿礼は神々のことばを「霊言」によって伝える役目だったと言える。
時代が下り、幕末以降、神道系の新宗教が次々と現れたが、みな「霊言」によって神々の言葉を伝えた。黒住教の黒住宗忠(1780~1850年)、天理教の中山みき(1798~1887年)、金光教の金光大神(1814~1883年)らは、みな「神」からの啓示を受け、新たに宗教を興した。大本教の出口なおは、国常立之神からの神示を「お筆先」(自動書記)で伝え、二代目の出口王仁三郎(1871~1948年)は口述つまり霊言によって『霊界物語』を著した。
◇
このように古今東西、常に神々の言葉を伝える霊能者は存在している。ただし、そのレベルはさまざまだ。イタコやユタなどの巷の霊能者のレベルもあれば、一宗一派を興せるくらいの教えを説ける霊能者もいる。さらに世界宗教を興す巨大霊能者、救世主レベルの人もいる。歴史を見れば、「霊言」がいかに人々の生きる指針となってきたかが分かるだろう。
霊能者が宗教を つくってきた
B.C.13世紀 モーセ
B.C.9~6世紀 旧約の預言者たち (エリヤ、アモス、エレミヤ、イザヤなど)
B.C.6世紀 釈尊
B.C.5世紀 ソクラテス
A.D.1世紀 イエス・キリスト
2~3世紀 グノーシス派
7世紀 ムハンマド
10~11世紀 カタリ派
16世紀 ノストラダムス
17~18世紀 スウェーデンボルグ
18~19世紀 黒住宗忠 (黒住教)、中山みき(天理教)、金光大神(金光教)、出口なお(大本教)
※1848年=スピリチュアリズムの始まり (この年、マルクス・エンゲルスの 『共産党宣言』が発刊)、「ハイズビル事件」など
19世紀 ブラヴァツキー夫人(神智学)、ルドルフ・シュタイナー(人智学)
※19世紀後半~20世紀前半「第一段階」=物理学的な霊現象で霊界の証明を行う
クルックス、クック嬢、ケティー嬢、コナン・ドイルなど
※20世紀初頭「第二段階」=霊界通信で霊界思想を普及する アラン・カルデック『霊の書』など
※20世紀「第三段階」=心霊治療などで病気を治す
エドガー・ケイシー、 ジーン・ディクソン、谷口雅春(生長の家)など
★1956年
大川隆法総裁生誕=霊的な世紀の始まり(アクエリアスの時代)
Q.ふつうの霊能者とどう違うの?
A.霊能者にも様々なレベルがある!
大川隆法総裁
仏陀の本体意識である「本仏」つまり「久遠実成の仏陀」。その本仏が地上に肉体を持って下生した存在が大川隆法・幸福の科学総裁だ。地球の霊的存在で呼び出せないものはなく、その超絶した霊能力は、宇宙人の意識まで呼び出せる。
仏陀
「天上天下唯我独尊」で、天上界にも仏陀以上の存在はなく、むしろ神々が地上の仏陀に教えを乞いに来るレベル。「八万四千の法門」と言われるほど多様な教えを説いた中には、天上界の神々の「霊言」が多数含まれ、いまだに人類の教師となっている。
世界宗教の開祖
イスラム教、キリスト教など、世界宗教になるほどの高度な教えを天上界の神々から降ろせるレベル。特に「至高神」からの啓示、霊言は人類の宝として遺っている。
モーセ(ユダヤ教) ソクラテス
イエス(キリスト教) ムハンマド(イスラム教)
高度な霊能者、預言者
神の声を日常的に聞き、それを書物や詩篇等で著したり、リーディングなどを行うレベル。
旧約の預言者(エリヤ、アモス、エレミヤ、 イザヤ、第二イザヤなど)
スウェーデンボルグ(1668─1772)
ルドルフ・シュタイナー(1861─1925)人智学
ジーン・ディクソン(1904─1997)
ノストラダムス(1503─1566)ブラヴァツキー夫人(1831─1891)神智学
エドガー・ケイシー(1877─1945)
・日本神道系の新宗教の開祖など。神がかり状態となって、「お筆先」や「お取次」をして、神のことばを伝える。
・キリスト教系では、グノーシス派、カタリ派など、霊能者集団が宗教改革を興そうとしたが、迫害に遭い全滅した。
黒住教の黒住宗忠(1780─1850) 天理教の中山みき(1798─1887) 金光教の金光大神(1814─1883) 大本教の出口なお(1837─1918)
ふつうの霊能者
巷の霊媒師や、沖縄のユタ、青森のイタコなど。トランス状態になって、霊が入って語る。入る霊は、先祖や守護霊など、それほど高い次元ではなく、語ることも日常レベルのことが多い。
憑依
「多重人格」やいわゆる「キツネ憑き」など、本人と違う人格が現れ、訳の分からないことを口走ったりするのは、悪霊の憑依で、霊現象としては一番危険なレベル。
大川隆法総裁による公開霊言の様子(2011 年8 月30 日、幸福の科学総合本部)
Q.霊能力を他の霊能者と比較すると?
A.大川隆法総裁の霊能力は 人類史上の大事件
霊能者、宗教者の歴史を見てきた。「霊言」が、啓示や預言、予言などと表現が変わっても、歴史上、常に人々の関心を集め、「神の声」を聞くことができる人こそが、仏陀や救世主と呼ばれてきたことが分かる。
では、20世紀後半に現れた大川隆法・幸福の科学総裁の「霊言」は、歴史上どのように位置づけられるのか。いくつかの角度から検証してみよう。
【霊言のスタイルは?】
世間の霊能者やユタ、イタコと呼ばれる人たちの場合、トランス状態といって、その人自身が意識を失うか、意識を「乗っ取られて」霊が話し出すスタイルがほとんどだ。「眠れる予言者」と呼ばれたエドガー・ケイシーの場合も、ケイシー自身は催眠状態になって、霊がその口を借りて話すというスタイルだった。
では、大川総裁はどうか。映像を見た雑誌記者も「あれ、もう入ったの?」と驚くほど、簡単に霊が入る。しかも、大川総裁の意識ははっきりしたままで、時折、総裁自身の意識が語るなど、「二人羽織」状態で霊言ができるのだ。
このようなスタイルで、しかも2時間、3時間という長時間にわたっての霊言を、毎日のようにできるというのは、これまでの常識ではいかなる霊能者でも不可能だ。
【霊言の「送り主」は?】
実は、多くの霊能者の場合、「霊言」の送り主の名前ははっきりしていない。イエスの場合は「天の父」という表現や「精霊」と表現されている。ムハンマドの場合は「アッラー」と呼んでいるが、これは「神」という意味。そのアッラー自身が「われわれ」という表現をしている箇所もあり、複数の霊からの言葉であることが分かる。
釈尊の場合も、梵天が出たり悪魔が出たりするが、多くの説法の場合、誰からメッセージが送られたかは遺されていない。
近代の大霊能者であるエドガー・ケイシーの場合は、依頼主の名前は特定されているが、過去の偉人たちから言葉を伝えられたケースは少ない。
これに対して、大川総裁はどうか。公開霊言では、「これから○○を招霊します」と固有名詞をあげて、コンタクトを開始すると、たちどころにその霊が現れる。
総裁が呼び出せない霊は現時点で、この地球上に存在しない。イエス・キリスト、孔子、ソクラテス、ムハンマドなどの高級霊をはじめ、歴史上の偉人、現代に生きている人の守護霊まで、誰でも呼び出せるのだ。
実はこれは、人類の歴史上の「大事件」であって、かつてこのように固有名詞を呼べば誰でも呼び出せるほどの霊能者は存在したことがない。
【悪魔にも霊言させる能力】
イエスを荒野で40日も試したといわれる悪魔ベルゼベフ。釈尊が悟りを開くとき、それを妨げようと誘惑した悪魔マーラ・パーピーヤス。地獄の帝王といわれるルシフェル。あるいは真言宗の中興の祖といわれながら地獄に堕ち、悪魔となった覚鑁。
これらの悪魔は実在し、この世の権力者や宗教家に取り憑いて世の人々を惑わし、混乱させる。悪魔たちは、その名を明かさず隠れて暗躍するのが常だ。この世の人間に正体が知られるとその力が弱まるからだ。
どのような霊能者や宗教者であっても、悪魔の正体を見抜くのは容易ではないし、悪魔に「霊言」させるというのは歴史上見当たらない。
ところが、大川総裁は、悪魔のナンバー1であるルシフェルや、ナンバー2であるベルゼベフをも、その名を呼んで霊言させてしまう(『エクソシスト入門』『現代の法難(4)』参照)。悪魔までも手のひらに乗せて、口を割らせることができる。
その意味でも大川総裁は、釈尊やイエスを超え、悪魔たちの正体を暴く能力を持つ、最強の「エクソシスト」と言えるだろう。
2011年12月号記事 ザ・リバティより
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3157
「霊言」への疑問に答える part1
松下幸之助、坂本龍馬、オバマ大統領の守護霊から悪霊、悪魔まで──。幸福の科学・大川隆法総裁の「霊言シリーズ」が毎週のように発刊され、「霊言ブーム」が起きている。だが、いったい「霊言」とは、どのようなものなのか。どのように収録され、その送られてくる“源”は何なのか。その答えに肉薄する。いざ、「霊言」の秘密の扉へ──。
本項は、その3 「霊言」への疑問に答える part1 (本誌P30~)
(編集部 小林仁先、赤井宏二、只木友祐)
「霊言」への疑問に答える part1Q.「霊言」なんて、信じられない
A.世界宗教は、すべて「霊言」から始まった
宗教学者の島田氏も、「霊言」については“判定不能"だった。ただ、「霊言」が歴史上存在し続けたことについては否定はできなかった。
Q.「霊言」なんて、信じられない
A.世界宗教は、すべて「霊言」から始まった
宗教学者の島田氏も、「霊言」については“判定不能"だった。ただ、「霊言」が歴史上存在し続けたことについては否定はできなかった。
「霊言」と聞くと、現代日本ではなじみが薄いが、歴史をひもとくと、実はずっと昔から連綿と宗教家や霊能者によって、行われてきたことが分かる。
世界宗教と言われる仏教、キリスト教、イスラム教も、実は「霊言」から始まっているのだ。
イエスが群衆に説法したときも、「天の父」の言葉を語る「霊言」と言える。
「天の父」の言葉を伝えたイエス
キリスト教の開祖イエスは、『聖書』の記述でこのように語っている。「あなたがたが聞いている言葉は、私のものではなく、私を遣わした父の言葉である」(ヨハネの福音書14・24)。このように、イエスは「天の父」からの言葉を話していたのだ。
「アッラー」のことばを霊言し『コーラン』を著したムハンマド
イスラム教の開祖ムハンマドはどうか。40歳の時、ヒーラ山の洞窟の中で修行していると、天使ガブリエルが現れ、読み書きを知らないムハンマドに「読め」と命じ、アッラー(神)の言葉を伝えた。その啓示はムハンマドが地上を去るまで25年にも渡り、それらの言葉が『コーラン』となったのだ。
梵天勧請をあらわすレリーフ。向って左が梵天。右が帝釈天。神々が教えを乞いに来た仏陀・釈尊の場合
では仏教はどうか。日本ではさまざまな宗派がある。しかしこれらは、その宗祖たちが釈尊の言葉を伝えた経典をもとに、「この教えこそが釈尊の真意である」として立宗したもので、これを「経典宗教」と言う。
しかし、それらの経典宗教の根源をたどれば、すべて仏陀・釈尊に始まる。その釈尊が30歳で悟りを開いた時、「梵天勧請」という霊現象があったと仏典は伝えている。これは、「梵天」というインドの神が、悟りを開いた釈尊に、「どうか衆生を救うために、その悟り高き教えを説いて下さい」と頼みに来たという話だ。さらに、「神々との対話」「悪霊との対話」も仏典に遺っている。
神ヤハウェより「十戒」を授けられたモーセ。キリスト教に霊界思想を入れた霊能者たち
キリスト教の前身でもあるユダヤ教の開祖モーセは、有名な「十戒」を神ヤハウェより授けられ、それを人々への指針とした。その後も旧約の預言者と呼ばれるエリヤ、アモス、エレミヤ、イザヤ、第二イザヤなど、神の言葉を伝える霊能者たちが次々と現れた。
時代が下っても、霊能者は連綿と出現している。キリスト教においては、グノーシス派と呼ばれる神秘主義の一派が現れ、神の言葉を伝えたが、異端審問の迫害に遭い全滅した。
だが、その後もキリスト教に欠けている転生輪廻や霊界思想を補うために、多くの霊能者が現れた。霊界の様子を伝えたスウェーデンボルグ、「眠れる予言者」エドガー・ケイシー、神智学協会を創ったブラヴァツキー夫人など。さらに1857年以降、アメリカやイギリスを中心として興ったスピリチュアリズムの流れがある。
大本教の2 代目で大霊能者と呼ばれた出口王仁三郎。日本神道も霊言の宝庫
日本神道もまた「霊言」が中心だった。日本の中心神である天御中主神、天照大神は、常に神と交霊し、神の御心を政治に反映しようとする「祭政一致」を実践した。神々の姿を著した『古事記』も、稗田阿礼が“誦習"(声に出して読む)したものを太安万侶が筆記したと言われている。つまり稗田阿礼は神々のことばを「霊言」によって伝える役目だったと言える。
時代が下り、幕末以降、神道系の新宗教が次々と現れたが、みな「霊言」によって神々の言葉を伝えた。黒住教の黒住宗忠(1780~1850年)、天理教の中山みき(1798~1887年)、金光教の金光大神(1814~1883年)らは、みな「神」からの啓示を受け、新たに宗教を興した。大本教の出口なおは、国常立之神からの神示を「お筆先」(自動書記)で伝え、二代目の出口王仁三郎(1871~1948年)は口述つまり霊言によって『霊界物語』を著した。
◇
このように古今東西、常に神々の言葉を伝える霊能者は存在している。ただし、そのレベルはさまざまだ。イタコやユタなどの巷の霊能者のレベルもあれば、一宗一派を興せるくらいの教えを説ける霊能者もいる。さらに世界宗教を興す巨大霊能者、救世主レベルの人もいる。歴史を見れば、「霊言」がいかに人々の生きる指針となってきたかが分かるだろう。
霊能者が宗教を つくってきた
B.C.13世紀 モーセ
B.C.9~6世紀 旧約の預言者たち (エリヤ、アモス、エレミヤ、イザヤなど)
B.C.6世紀 釈尊
B.C.5世紀 ソクラテス
A.D.1世紀 イエス・キリスト
2~3世紀 グノーシス派
7世紀 ムハンマド
10~11世紀 カタリ派
16世紀 ノストラダムス
17~18世紀 スウェーデンボルグ
18~19世紀 黒住宗忠 (黒住教)、中山みき(天理教)、金光大神(金光教)、出口なお(大本教)
※1848年=スピリチュアリズムの始まり (この年、マルクス・エンゲルスの 『共産党宣言』が発刊)、「ハイズビル事件」など
19世紀 ブラヴァツキー夫人(神智学)、ルドルフ・シュタイナー(人智学)
※19世紀後半~20世紀前半「第一段階」=物理学的な霊現象で霊界の証明を行う
クルックス、クック嬢、ケティー嬢、コナン・ドイルなど
※20世紀初頭「第二段階」=霊界通信で霊界思想を普及する アラン・カルデック『霊の書』など
※20世紀「第三段階」=心霊治療などで病気を治す
エドガー・ケイシー、 ジーン・ディクソン、谷口雅春(生長の家)など
★1956年
大川隆法総裁生誕=霊的な世紀の始まり(アクエリアスの時代)
Q.ふつうの霊能者とどう違うの?
A.霊能者にも様々なレベルがある!
大川隆法総裁
仏陀の本体意識である「本仏」つまり「久遠実成の仏陀」。その本仏が地上に肉体を持って下生した存在が大川隆法・幸福の科学総裁だ。地球の霊的存在で呼び出せないものはなく、その超絶した霊能力は、宇宙人の意識まで呼び出せる。
仏陀
「天上天下唯我独尊」で、天上界にも仏陀以上の存在はなく、むしろ神々が地上の仏陀に教えを乞いに来るレベル。「八万四千の法門」と言われるほど多様な教えを説いた中には、天上界の神々の「霊言」が多数含まれ、いまだに人類の教師となっている。
世界宗教の開祖
イスラム教、キリスト教など、世界宗教になるほどの高度な教えを天上界の神々から降ろせるレベル。特に「至高神」からの啓示、霊言は人類の宝として遺っている。
モーセ(ユダヤ教) ソクラテス
イエス(キリスト教) ムハンマド(イスラム教)
高度な霊能者、預言者
神の声を日常的に聞き、それを書物や詩篇等で著したり、リーディングなどを行うレベル。
旧約の預言者(エリヤ、アモス、エレミヤ、 イザヤ、第二イザヤなど)
スウェーデンボルグ(1668─1772)
ルドルフ・シュタイナー(1861─1925)人智学
ジーン・ディクソン(1904─1997)
ノストラダムス(1503─1566)ブラヴァツキー夫人(1831─1891)神智学
エドガー・ケイシー(1877─1945)
・日本神道系の新宗教の開祖など。神がかり状態となって、「お筆先」や「お取次」をして、神のことばを伝える。
・キリスト教系では、グノーシス派、カタリ派など、霊能者集団が宗教改革を興そうとしたが、迫害に遭い全滅した。
黒住教の黒住宗忠(1780─1850) 天理教の中山みき(1798─1887) 金光教の金光大神(1814─1883) 大本教の出口なお(1837─1918)
ふつうの霊能者
巷の霊媒師や、沖縄のユタ、青森のイタコなど。トランス状態になって、霊が入って語る。入る霊は、先祖や守護霊など、それほど高い次元ではなく、語ることも日常レベルのことが多い。
憑依
「多重人格」やいわゆる「キツネ憑き」など、本人と違う人格が現れ、訳の分からないことを口走ったりするのは、悪霊の憑依で、霊現象としては一番危険なレベル。
大川隆法総裁による公開霊言の様子(2011 年8 月30 日、幸福の科学総合本部)
Q.霊能力を他の霊能者と比較すると?
A.大川隆法総裁の霊能力は 人類史上の大事件
霊能者、宗教者の歴史を見てきた。「霊言」が、啓示や預言、予言などと表現が変わっても、歴史上、常に人々の関心を集め、「神の声」を聞くことができる人こそが、仏陀や救世主と呼ばれてきたことが分かる。
では、20世紀後半に現れた大川隆法・幸福の科学総裁の「霊言」は、歴史上どのように位置づけられるのか。いくつかの角度から検証してみよう。
【霊言のスタイルは?】
世間の霊能者やユタ、イタコと呼ばれる人たちの場合、トランス状態といって、その人自身が意識を失うか、意識を「乗っ取られて」霊が話し出すスタイルがほとんどだ。「眠れる予言者」と呼ばれたエドガー・ケイシーの場合も、ケイシー自身は催眠状態になって、霊がその口を借りて話すというスタイルだった。
では、大川総裁はどうか。映像を見た雑誌記者も「あれ、もう入ったの?」と驚くほど、簡単に霊が入る。しかも、大川総裁の意識ははっきりしたままで、時折、総裁自身の意識が語るなど、「二人羽織」状態で霊言ができるのだ。
このようなスタイルで、しかも2時間、3時間という長時間にわたっての霊言を、毎日のようにできるというのは、これまでの常識ではいかなる霊能者でも不可能だ。
【霊言の「送り主」は?】
実は、多くの霊能者の場合、「霊言」の送り主の名前ははっきりしていない。イエスの場合は「天の父」という表現や「精霊」と表現されている。ムハンマドの場合は「アッラー」と呼んでいるが、これは「神」という意味。そのアッラー自身が「われわれ」という表現をしている箇所もあり、複数の霊からの言葉であることが分かる。
釈尊の場合も、梵天が出たり悪魔が出たりするが、多くの説法の場合、誰からメッセージが送られたかは遺されていない。
近代の大霊能者であるエドガー・ケイシーの場合は、依頼主の名前は特定されているが、過去の偉人たちから言葉を伝えられたケースは少ない。
これに対して、大川総裁はどうか。公開霊言では、「これから○○を招霊します」と固有名詞をあげて、コンタクトを開始すると、たちどころにその霊が現れる。
総裁が呼び出せない霊は現時点で、この地球上に存在しない。イエス・キリスト、孔子、ソクラテス、ムハンマドなどの高級霊をはじめ、歴史上の偉人、現代に生きている人の守護霊まで、誰でも呼び出せるのだ。
実はこれは、人類の歴史上の「大事件」であって、かつてこのように固有名詞を呼べば誰でも呼び出せるほどの霊能者は存在したことがない。
【悪魔にも霊言させる能力】
イエスを荒野で40日も試したといわれる悪魔ベルゼベフ。釈尊が悟りを開くとき、それを妨げようと誘惑した悪魔マーラ・パーピーヤス。地獄の帝王といわれるルシフェル。あるいは真言宗の中興の祖といわれながら地獄に堕ち、悪魔となった覚鑁。
これらの悪魔は実在し、この世の権力者や宗教家に取り憑いて世の人々を惑わし、混乱させる。悪魔たちは、その名を明かさず隠れて暗躍するのが常だ。この世の人間に正体が知られるとその力が弱まるからだ。
どのような霊能者や宗教者であっても、悪魔の正体を見抜くのは容易ではないし、悪魔に「霊言」させるというのは歴史上見当たらない。
ところが、大川総裁は、悪魔のナンバー1であるルシフェルや、ナンバー2であるベルゼベフをも、その名を呼んで霊言させてしまう(『エクソシスト入門』『現代の法難(4)』参照)。悪魔までも手のひらに乗せて、口を割らせることができる。
その意味でも大川総裁は、釈尊やイエスを超え、悪魔たちの正体を暴く能力を持つ、最強の「エクソシスト」と言えるだろう。
タグ :霊言
2012年09月13日
霊言への疑問に答える2
2011年12月号記事 ザ・リバティ
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3156
「霊言」への疑問に答える part2
松下幸之助、坂本龍馬、オバマ大統領の守護霊から悪霊、悪魔まで──。幸福の科学・大川隆法総裁の「霊言シリーズ」が毎週のように発刊され、「霊言ブーム」が起きている。だが、いったい「霊言」とは、どのようなものなのか。どのように収録され、その送られてくる“源”は何なのか。その答えに肉薄する。いざ、「霊言」の秘密の扉へ──。
本項は、その3 「霊言」への疑問に答える part2 (本誌P36~)
(編集部 小林仁先、赤井宏二、只木友祐)
「霊言」への疑問に答える part2「霊言の歴史や、霊能者がいつの時代も存在することは分かった。だが、まだ疑問がある」というあなたへ、具体的な質問に答える。
Q1.別の人の名前を使って、言いたいことを言っているのでは?
A.その霊でなければ言えないことを言っている。たとえば、坂本龍馬が、どのように暗殺されたかを克明に語っている(『龍馬降臨』参照)。それぞれの個性の違いを見れば、とても創作で300人以上もの霊言を語れるもので...
Q1.別の人の名前を使って、言いたいことを言っているのでは ?
A.その霊でなければ言えないことを言っている。たとえば、坂本龍馬が、どのように暗殺されたかを克明に語っている(『龍馬降臨』参照)。それぞれの個性の違いを見れば、とても創作で300人以上もの霊言を語れるものではないだろう。
特に、今生きている人の守護霊を呼び出して話を聞くと、本人そっくりの話し方、考え方をしていることが分かる。その本人しか知らない情報や本音を語るところを見れば、「本物だ」と分かる。
また、「公開霊言」なので、多くの証人がいる。幸福の科学の関係者だけではなく、一般の人もいる前でも何度も公開霊言をしているから、衛星中継を含めると証人は数万人単位でいる。
Q2.ゴーストライターがいっぱいいて、書いているのでは?
そうでなければ、こんなスピードで本を出せるはずがない。
A.公開の場で霊言をしており、原稿も一切ない。証人が多数いるし、DVD映像にもなっているので、ごまかしはない。1回2~3時間の霊言を、録音から起こしてそのまま1冊の本になっている。年間52冊を発刊してギネス世界記録にも認定された。
このようなスピードで出せること自体が、「実際に霊が話しているから、このような多様なものをこのスピードで出すことが可能なのだ」という、霊界の証明になっている。
Q3.ふつうの霊媒師などと、どこが違うの?
A.巫女や霊媒師の場合、その人の意識はトランス状態(喪失状態)になって、「霊に乗っ取られる」形で言葉を語る。これは、本人の魂が肉体の外へ出て、代わりに降りてきた霊がすっぽりと入って話しているからだ。
しかし、大川総裁の場合は、意識ははっきりしたままで、同時通訳でもしているかのように霊の言葉を伝えることができる。霊言の内容に何か疑問がある場合には、自分自身で質問して、一人二役の形で質疑応答ができる。
これは、大川総裁の霊格と霊能力が非常に高く、霊のほうで総裁を支配することができず、逆に総裁のほうがコントロールできるという、力の差が歴然とあるからだ。
昔亡くなった人の霊であっても、現代に関心を持ち、情報収集している霊が多い。Q4.なぜ昔の人の霊が、現代のことを知っているのか? また、生前のその人と違うことを言ってるから、別の人で?
A.亡くなった後、あの世に還ってから、この世に関心を持つ霊は存在する。現代の様子を興味深く見て、情報収集している霊もいる。今地上に生まれている人の導き役をすることもあるためだ。
逆に、「死んだ時のままで思考が止まっている霊」もいる。第二次大戦中、連合艦隊司令長官だった山本五十六は、パプアニューギニアで墜落した時の状態のまま70年近くいて、公開霊言の時、「今、私はジャングルの中にいる」と言っていた。また、マルクスは死後120年以上、無意識状態のままだった。吉田茂元首相も、いまだに自分が大磯の旧邸で生きていると思っていた。
外国人の霊の場合、霊能者(霊媒)の言語中枢を通じて日本語を話すケース(上)と、間に「通訳の霊」が入るケース(下)がある。Q5.なぜ外国人の霊が、日本語を話すのか。おかしいではないか。
A.ケネディやナイチンゲールなど、比較的最近亡くなった外国人の霊は、英語でそのまま話しているケースもある。インドの神であるヴィシュヌ神は古代インド語でそのまま語っていた。
また、最初は外国語を話しているが、だんだん大川総裁や霊媒(チャネラー)の言語中枢を通じて日本語を話せるようになるケースもある。さらに、「通訳」の霊が間に入って、日本語に同時通訳する形で霊言をするケースもある。
要は肉体ではなく「霊」なので、「念い」を通じて言葉を変換できるわけである。
守護霊とは、この世に生きている人すべてに一人ずつ付き添っている霊。困ったときなどに助けてくる。Q6.「守護霊」というが、まるで本人であるかのように語っているのは、 どういうことなのか? そもそも守護霊って何なのか?
A.守護霊というのは、この世に生きている人にいつも付き添うようにしている霊なので、ほとんど本人と一体で、本人と同じような考え方、行動をしている。本人の潜在意識と言ってもよい。だから、本人そのもののような立場で語っていることが多い。
守護霊でありながら、自分が守護霊であると分からず、「本人」だと思い込んでいる場合もある(菅直人元首相、胡錦濤中国国家主席など)。つまり、本人とほとんど一体化している。
Q.霊は科学的に解明されているの?
A.心理学も「霊的世界の探究」だった!
霊言をはじめとして、霊界からの働きかけを前提とした様々な現象について、多くの知識人は一笑に付したがる。
しかし、れっきとした学問の世界においても、こうした不可思議な現象の存在を真剣に受け止め、まじめな分析の対象にしようとする人たちもいる。
心霊現象をまじめに研究したユング
カール・G・ユング 例えば、分析心理学の確立者であるカール・G・ユング。彼は多くの独創的な理論を編み出したが、それらは常に心霊現象の存在を意識し、それを説明できるように構成されている。
ユングの最大の特徴は、フロイト同様に「無意識」の存在を認めたのみならず、個人的な無意識のさらに奥底に、他の多くの人たちともつながっている「普遍的無意識」の存在を認めた点だ。表面意識の与り知らない広大な世界から様々な"存在"の働きかけがあるというのだ。
ただし彼の場合、霊界が本当に存在するかについては慎重に態度を保留したまま心理学的に説明するため、話が複雑になってはいる。
例えば、昔は「悪霊憑き」などと言われ、霊現象と考えられていた二重人格を説明して、無意識下に溜まっている抑圧された感情などが暴走して、もう一つの人格として表面化する現象だとした。
良い方の現象もある。例えば、普遍的無意識まで含めた本来の自分全体(セルフ)が「老賢者」などのイメージとして意識に表れて、その人の人生を善導するという事例を紹介している。
「老賢者」以外にも、ユングは普遍的無意識における心の働き方のパターンを集め、それらを「元型」と呼んでいる。
また、正確な予知夢など、因果律では理解できない現象を「シンクロニシティ(意味ある偶然の一致)」として研究しているが、これも無意識を含んだセルフが、その人にとって意味のある出来事を起こしていると理解していたようだ。
「無意識」とは霊の世界
しかし、これらを幸福の科学の仏法真理に照らしてみれば、もっと簡単に説明できる。
二重人格については、典型的な悪霊の憑依現象である。もう一つの人格が語り始めたとなれば、それはずばり「霊言」だ。「老賢者」は、神や仏、天使など、高級霊界の指導霊が現れたものと言える。それ以外の「元型」は、霊界から働きかける存在が多種多様であることを示している。
シンクロニシティも、善霊か悪霊かはその都度違うが、基本的に霊界からの接触であろう。
ユングも霊界と霊の存在を正面から語っていれば、このような複雑な理論構成をしなくても済んだのではないか。とは言え、不可思議な現象を無視せず、それを学問的に分析しようとしたのは、ユングの大きな功績だ。深層心理学の理論と数多い心霊現象の報告を付き合せて考察すれば、きっと実り多い知見が得られることだろう。
次々と新たな「霊言」がここから生まれる──。
Q.「霊言」は今後も続くの?
A.まだまだ進化する「霊言」 現在進行形で、どこまで行くのか?
大川隆法総裁による「霊言」は、実は幸福の科学の創立以前から始まっている。
総裁がまだ24歳だった1981年3月23日、自動書記で「イイシラセ」ということばが送られてきて以降、「霊界通信」が始まった。その後、イエス・キリスト、仏陀、モーセといった大霊たちが次々と「霊言」を語り、総裁の父・善川三朗名誉顧問が質問者となって対話し、それを書籍としてまとめたのが、初期の霊言集である。
『日蓮聖人の霊言』(1985年発刊)を皮切りに、『キリストの霊言』『空海の霊言』『坂本龍馬の霊言』など、次から次へと刊行され、「霊言ブーム」を巻き起こした(この時期の霊言は『大川隆法霊言全集』50巻・別巻5巻として会内頒布されている)。
その後、1994年に幸福の科学は「三宝帰依体制」を確立し、仏陀意識を中心に教義を固めたため、しばらく「霊言集」としての発刊はない期間が続いた。
第二次霊言ブーム
そして、2009年。民主党政権が誕生し日本が国難に見舞われるとの観測から「幸福実現党」が立党され、天上界の諸霊が活発に活動を開始したのに合わせ、再び「霊言」の時代が到来した。
坂本龍馬、勝海舟、西郷隆盛、吉田松陰など明治維新の志士たちをはじめ、現代に近い田中角栄、佐藤栄作、岸信介などの政治家、ドラッカーや松下幸之助などの経営の神様、さらには卑弥呼や光明皇后などの女性の偉人たち──。
二度目の霊言ブームの特徴は、「公開霊言」として多くの聴衆の前で行われていることだ。毎回の霊言の様子は映像となって、幸福の科学の精舎や支部で公開されている。
始まった新たな挑戦「宇宙人リーディング」
現在進行形で、まだまだ進化し続ける「霊言」。2010年からは「宇宙人リーディング」という全く新たな分野に総裁は挑戦している。これは、現在地球人として生きている人の潜在意識の奥底に眠っている「宇宙人だった時の意識」を呼び出して霊言させるという、超絶した霊能力だ。この「宇宙人シリーズ」もすでに数十冊発刊されている。
一体、大川隆法総裁の霊能力は、どこまで広がっていくのか。おそらくこの宇宙のすべてを見通し、その奥にある霊的宇宙にまで広がっていくのだろう。謎はまだまだ深まるばかりだ。
「エル・カンターレ祭」で歴史の一ページが刻まれる
人類がこれまで目にしたことのない「霊言」の世界。これを読まずして、見ずして、これからの時代を語ることはできない。あなたもぜひ、書店で「霊言」を手にし、そして実際の映像も観ていただきたい。そこから、あなたにとっての新しい未来が始まるだろう。
大川隆法総裁の講演会もまた、天上界の神々からの霊的支援によって行われている。今年12月6日の「エル・カンターレ祭」大講演会は、「さいたまスーパーアリーナ」を本会場に、日本全国そして全世界3500会場で同時中継される。ここで新たな歴史の一ページが刻まれる。その霊的バイブレーションを、ぜひ生で感じ取ってみよう。
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3156
「霊言」への疑問に答える part2
松下幸之助、坂本龍馬、オバマ大統領の守護霊から悪霊、悪魔まで──。幸福の科学・大川隆法総裁の「霊言シリーズ」が毎週のように発刊され、「霊言ブーム」が起きている。だが、いったい「霊言」とは、どのようなものなのか。どのように収録され、その送られてくる“源”は何なのか。その答えに肉薄する。いざ、「霊言」の秘密の扉へ──。
本項は、その3 「霊言」への疑問に答える part2 (本誌P36~)
(編集部 小林仁先、赤井宏二、只木友祐)
「霊言」への疑問に答える part2「霊言の歴史や、霊能者がいつの時代も存在することは分かった。だが、まだ疑問がある」というあなたへ、具体的な質問に答える。
Q1.別の人の名前を使って、言いたいことを言っているのでは?
A.その霊でなければ言えないことを言っている。たとえば、坂本龍馬が、どのように暗殺されたかを克明に語っている(『龍馬降臨』参照)。それぞれの個性の違いを見れば、とても創作で300人以上もの霊言を語れるもので...
Q1.別の人の名前を使って、言いたいことを言っているのでは ?
A.その霊でなければ言えないことを言っている。たとえば、坂本龍馬が、どのように暗殺されたかを克明に語っている(『龍馬降臨』参照)。それぞれの個性の違いを見れば、とても創作で300人以上もの霊言を語れるものではないだろう。
特に、今生きている人の守護霊を呼び出して話を聞くと、本人そっくりの話し方、考え方をしていることが分かる。その本人しか知らない情報や本音を語るところを見れば、「本物だ」と分かる。
また、「公開霊言」なので、多くの証人がいる。幸福の科学の関係者だけではなく、一般の人もいる前でも何度も公開霊言をしているから、衛星中継を含めると証人は数万人単位でいる。
Q2.ゴーストライターがいっぱいいて、書いているのでは?
そうでなければ、こんなスピードで本を出せるはずがない。
A.公開の場で霊言をしており、原稿も一切ない。証人が多数いるし、DVD映像にもなっているので、ごまかしはない。1回2~3時間の霊言を、録音から起こしてそのまま1冊の本になっている。年間52冊を発刊してギネス世界記録にも認定された。
このようなスピードで出せること自体が、「実際に霊が話しているから、このような多様なものをこのスピードで出すことが可能なのだ」という、霊界の証明になっている。
Q3.ふつうの霊媒師などと、どこが違うの?
A.巫女や霊媒師の場合、その人の意識はトランス状態(喪失状態)になって、「霊に乗っ取られる」形で言葉を語る。これは、本人の魂が肉体の外へ出て、代わりに降りてきた霊がすっぽりと入って話しているからだ。
しかし、大川総裁の場合は、意識ははっきりしたままで、同時通訳でもしているかのように霊の言葉を伝えることができる。霊言の内容に何か疑問がある場合には、自分自身で質問して、一人二役の形で質疑応答ができる。
これは、大川総裁の霊格と霊能力が非常に高く、霊のほうで総裁を支配することができず、逆に総裁のほうがコントロールできるという、力の差が歴然とあるからだ。
昔亡くなった人の霊であっても、現代に関心を持ち、情報収集している霊が多い。Q4.なぜ昔の人の霊が、現代のことを知っているのか? また、生前のその人と違うことを言ってるから、別の人で?
A.亡くなった後、あの世に還ってから、この世に関心を持つ霊は存在する。現代の様子を興味深く見て、情報収集している霊もいる。今地上に生まれている人の導き役をすることもあるためだ。
逆に、「死んだ時のままで思考が止まっている霊」もいる。第二次大戦中、連合艦隊司令長官だった山本五十六は、パプアニューギニアで墜落した時の状態のまま70年近くいて、公開霊言の時、「今、私はジャングルの中にいる」と言っていた。また、マルクスは死後120年以上、無意識状態のままだった。吉田茂元首相も、いまだに自分が大磯の旧邸で生きていると思っていた。
外国人の霊の場合、霊能者(霊媒)の言語中枢を通じて日本語を話すケース(上)と、間に「通訳の霊」が入るケース(下)がある。Q5.なぜ外国人の霊が、日本語を話すのか。おかしいではないか。
A.ケネディやナイチンゲールなど、比較的最近亡くなった外国人の霊は、英語でそのまま話しているケースもある。インドの神であるヴィシュヌ神は古代インド語でそのまま語っていた。
また、最初は外国語を話しているが、だんだん大川総裁や霊媒(チャネラー)の言語中枢を通じて日本語を話せるようになるケースもある。さらに、「通訳」の霊が間に入って、日本語に同時通訳する形で霊言をするケースもある。
要は肉体ではなく「霊」なので、「念い」を通じて言葉を変換できるわけである。
守護霊とは、この世に生きている人すべてに一人ずつ付き添っている霊。困ったときなどに助けてくる。Q6.「守護霊」というが、まるで本人であるかのように語っているのは、 どういうことなのか? そもそも守護霊って何なのか?
A.守護霊というのは、この世に生きている人にいつも付き添うようにしている霊なので、ほとんど本人と一体で、本人と同じような考え方、行動をしている。本人の潜在意識と言ってもよい。だから、本人そのもののような立場で語っていることが多い。
守護霊でありながら、自分が守護霊であると分からず、「本人」だと思い込んでいる場合もある(菅直人元首相、胡錦濤中国国家主席など)。つまり、本人とほとんど一体化している。
Q.霊は科学的に解明されているの?
A.心理学も「霊的世界の探究」だった!
霊言をはじめとして、霊界からの働きかけを前提とした様々な現象について、多くの知識人は一笑に付したがる。
しかし、れっきとした学問の世界においても、こうした不可思議な現象の存在を真剣に受け止め、まじめな分析の対象にしようとする人たちもいる。
心霊現象をまじめに研究したユング
カール・G・ユング 例えば、分析心理学の確立者であるカール・G・ユング。彼は多くの独創的な理論を編み出したが、それらは常に心霊現象の存在を意識し、それを説明できるように構成されている。
ユングの最大の特徴は、フロイト同様に「無意識」の存在を認めたのみならず、個人的な無意識のさらに奥底に、他の多くの人たちともつながっている「普遍的無意識」の存在を認めた点だ。表面意識の与り知らない広大な世界から様々な"存在"の働きかけがあるというのだ。
ただし彼の場合、霊界が本当に存在するかについては慎重に態度を保留したまま心理学的に説明するため、話が複雑になってはいる。
例えば、昔は「悪霊憑き」などと言われ、霊現象と考えられていた二重人格を説明して、無意識下に溜まっている抑圧された感情などが暴走して、もう一つの人格として表面化する現象だとした。
良い方の現象もある。例えば、普遍的無意識まで含めた本来の自分全体(セルフ)が「老賢者」などのイメージとして意識に表れて、その人の人生を善導するという事例を紹介している。
「老賢者」以外にも、ユングは普遍的無意識における心の働き方のパターンを集め、それらを「元型」と呼んでいる。
また、正確な予知夢など、因果律では理解できない現象を「シンクロニシティ(意味ある偶然の一致)」として研究しているが、これも無意識を含んだセルフが、その人にとって意味のある出来事を起こしていると理解していたようだ。
「無意識」とは霊の世界
しかし、これらを幸福の科学の仏法真理に照らしてみれば、もっと簡単に説明できる。
二重人格については、典型的な悪霊の憑依現象である。もう一つの人格が語り始めたとなれば、それはずばり「霊言」だ。「老賢者」は、神や仏、天使など、高級霊界の指導霊が現れたものと言える。それ以外の「元型」は、霊界から働きかける存在が多種多様であることを示している。
シンクロニシティも、善霊か悪霊かはその都度違うが、基本的に霊界からの接触であろう。
ユングも霊界と霊の存在を正面から語っていれば、このような複雑な理論構成をしなくても済んだのではないか。とは言え、不可思議な現象を無視せず、それを学問的に分析しようとしたのは、ユングの大きな功績だ。深層心理学の理論と数多い心霊現象の報告を付き合せて考察すれば、きっと実り多い知見が得られることだろう。
次々と新たな「霊言」がここから生まれる──。
Q.「霊言」は今後も続くの?
A.まだまだ進化する「霊言」 現在進行形で、どこまで行くのか?
大川隆法総裁による「霊言」は、実は幸福の科学の創立以前から始まっている。
総裁がまだ24歳だった1981年3月23日、自動書記で「イイシラセ」ということばが送られてきて以降、「霊界通信」が始まった。その後、イエス・キリスト、仏陀、モーセといった大霊たちが次々と「霊言」を語り、総裁の父・善川三朗名誉顧問が質問者となって対話し、それを書籍としてまとめたのが、初期の霊言集である。
『日蓮聖人の霊言』(1985年発刊)を皮切りに、『キリストの霊言』『空海の霊言』『坂本龍馬の霊言』など、次から次へと刊行され、「霊言ブーム」を巻き起こした(この時期の霊言は『大川隆法霊言全集』50巻・別巻5巻として会内頒布されている)。
その後、1994年に幸福の科学は「三宝帰依体制」を確立し、仏陀意識を中心に教義を固めたため、しばらく「霊言集」としての発刊はない期間が続いた。
第二次霊言ブーム
そして、2009年。民主党政権が誕生し日本が国難に見舞われるとの観測から「幸福実現党」が立党され、天上界の諸霊が活発に活動を開始したのに合わせ、再び「霊言」の時代が到来した。
坂本龍馬、勝海舟、西郷隆盛、吉田松陰など明治維新の志士たちをはじめ、現代に近い田中角栄、佐藤栄作、岸信介などの政治家、ドラッカーや松下幸之助などの経営の神様、さらには卑弥呼や光明皇后などの女性の偉人たち──。
二度目の霊言ブームの特徴は、「公開霊言」として多くの聴衆の前で行われていることだ。毎回の霊言の様子は映像となって、幸福の科学の精舎や支部で公開されている。
始まった新たな挑戦「宇宙人リーディング」
現在進行形で、まだまだ進化し続ける「霊言」。2010年からは「宇宙人リーディング」という全く新たな分野に総裁は挑戦している。これは、現在地球人として生きている人の潜在意識の奥底に眠っている「宇宙人だった時の意識」を呼び出して霊言させるという、超絶した霊能力だ。この「宇宙人シリーズ」もすでに数十冊発刊されている。
一体、大川隆法総裁の霊能力は、どこまで広がっていくのか。おそらくこの宇宙のすべてを見通し、その奥にある霊的宇宙にまで広がっていくのだろう。謎はまだまだ深まるばかりだ。
「エル・カンターレ祭」で歴史の一ページが刻まれる
人類がこれまで目にしたことのない「霊言」の世界。これを読まずして、見ずして、これからの時代を語ることはできない。あなたもぜひ、書店で「霊言」を手にし、そして実際の映像も観ていただきたい。そこから、あなたにとっての新しい未来が始まるだろう。
大川隆法総裁の講演会もまた、天上界の神々からの霊的支援によって行われている。今年12月6日の「エル・カンターレ祭」大講演会は、「さいたまスーパーアリーナ」を本会場に、日本全国そして全世界3500会場で同時中継される。ここで新たな歴史の一ページが刻まれる。その霊的バイブレーションを、ぜひ生で感じ取ってみよう。
タグ :霊言