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2012年06月18日

イワシ“怪現象”は大地震の前ブレか

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120615/dms1206151134014-n1.htm
より

イワシ“怪現象”は大地震の前ブレか
イワシの大量死が相次いでいる。

今月になって千葉、神奈川で尋常でない数のイワシが打ち上げられた。
地元では「天変地異の前触れか」と不気味さを増しているが、本紙で地震との関連性を調べたところ、かつて研究に取り組んだ学者がいたことを突き止めた。

何と関東大震災の直前にもイワシが突然、豊漁になるなどの異変があったというのだ。昨年の「3・11」以降、マグニチュード(M)7~8級の地震はいつ起きてもおかしくないと懸念されているだけに心配は尽きない。

 神奈川県三浦市の入り江で14日、カタクチイワシ約1万匹が死んでいるのが見つかった。

3日には千葉県いすみ市の太平洋沿岸にある大原漁港で、約200トンものカタクチイワシの死骸が打ち上げられた。

 大原漁港の場合は量が量だけに死骸処理が10日以上たった14日時点でも終わらず、漁港関係者からは「大地震の前触れじゃなければいいけど」との声も。実は1677年に房総半島沖で延宝房総沖地震(M8・0)、1953年には房総沖地震(M7・4)など大きな地震があっただけに住民の不安はつのる。

 魚の異変と地震の発生には何かつながりがあるのか。

本紙で調べたところ、1980年代に「地震と魚の獲れ高」の研究を続けた専門家がいた。

研究事例によれば、マイワシの豊漁期の地震活動は、不漁期に比べて2~3倍も多いというのだ。

 研究にあたったのは元東大名誉教授の友田好文氏(地球物理学)。

豊漁と不漁の波が激しいマイワシの漁獲量を調べ、不漁期には大地震が発生していない
 残念ながら友田氏は2007年に死去。直接、研究に関する話は聞けないが、かつて、読売新聞(1989年11月13日付夕刊)の取材にこう話していた。

 「イワシやアジは、地震予知のセンサーより、非常に高感度のセンサーを持っており、予知の素質がある。地震による活断層などで海底の物質が溶け込み、海水の成分が変化すると、敏感に反応するためではないか」

 友田氏の研究は大きく注目されることはなかったが、交流があった武蔵野学院大の島村英紀特任教授(地震学)は、「『学会の反応はとても冷たい』と、よく嘆いておられた。

地震と漁獲量の関係をはっきり示すだけのデータが少なかったため、評価が上がらなかった」と振り返った。

 「大発見につながる研究だったのかもしれない。イワシなどの魚は変化に敏感で、特にアジは側線で電位差を敏感に感じ取る。今回のイワシ大量打ち上げも、海中で起きた地震につながる何らかの変化と関係している可能性はある」(島村氏)

 特に房総半島沖の海中をめぐっては、東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)らの研究グループが、長さ160キロと300キロ以上の長大な活断層があると指摘。一度に断層全体が動けばM8~9の地震を起こし、房総半島に20メートル級の大津波、東京湾にも5メートル級の津波が押し寄せる恐れもある。

 イワシの大量死は何を示しているのか。気がかりでならない。



Posted by コスモス365 at 13:56│Comments(0)
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